再生可能エネルギー
再生可能エネルギー発電所の
情報伝送システム
太陽光発電所,風力発電所,バイオマス発電所の設備に不可欠な「CDT 伝送装置」や「転送遮断用信号伝送装置」を提供しており,出力制御にも対応可能です。
<電気学会仕様 44bitCDT 伝送方式>
CDT伝送装置
システム概要
再生可能エネルギー発電設備の遠隔出力制御システムとして,再生可能エネルギー発電所に使用する低コストで双方向通信可能な遠隔出力制御システムです。
特徴
(1)標準化
再生可能エネルギー発電所の監視制御に必要な機能を調査・検討し、 伝送項目および伝送フォーマットの標準化を図りました。
(2)集中制御方式を採用
集中制御方式と分散制御方式にて比較検討を行い、既設の監視制御装置との信号の取り合い、通信回線構成、実証試験後の運用、コストを総合的に勘案し、集中制御方式を採用しました。
CDT送受信装置
本装置は、CDT送信装置と受信装置を一体化した装置です。
電力会社様から「発電出力抑制指令」を受ける、再生可能エネルギー発電事業者様にもご利用いただける装置です。
転送遮断用信号伝送装置
システム概要
送電線,配電線で事故が発生した場合,お客さまの設備への影響を防止するため,送電系統から発電設備を切り離す必要があります。電力会社から 事故の検出情報を受けて遮断信号を伝送し,発電事業者側で遮断信号を受信する装置です。
特徴
(1)メンテナンスが容易
内部ユニットはプラグイン方式(※)で,メンテナンスが容易です。
※プラグイン方式:配線を外さずに検査・交換が可能な方式
(2)高信頼性
送信信号並列入力回路構成による不一致検出回路や信号検定回路などにより,動作信頼性が高くなっています。
転送遮断用信号伝送装置
本装置は、送電線・配電線の事故時に、送電系統から発電設備を切り離し、各設備への影響を防止するための遮断信号を伝送する装置です。