システム構築例

本システムは、発変TC子局、伝送中継装置、監視制御CPUを組み合せ、発電所の電気設備を遠隔地から監視、制御するためのシステムです。
複数の発電所設備の状態や計測情報等をリアルタイムに監視、制御できます。

再生可能エネルギー発電設備の遠隔出力制御システムについては、通信方式の統一や発電事業者様側の設備仕様の標準化がなされていない状況でした。
そのため、遠隔出力制御に関する技術仕様の標準化に向け、再生可能エネルギー発電所に使用する低コストで双方向通信可能なCDT伝送装置を含む全体システムを開発しました。
全体構成は、特別高圧系統に連系する発電所向けに制御指令を送信する装置（RE出力制御型情報集配信装置、RE出力制御型合成分配装置）、専用回線（電力保安通信回線）、CDT伝送装置、発電事業者様側の出力制御装置等を組み合わせて、双方向通信による遠隔出力制御システムを構築しました。

本システムは、タブレットを活用して点検業務の効率化を図るシステムです。
任意の点検帳票を用いてタブレットで点検結果を記録します。
記録した点検結果をもとに点検報告書を自動で作成します。
既存の点検帳票イメージでタブレットに表示します。
手書き入力やカメラ画像の編集など、タブレットの特長を活かした操作性です。
点検データを事前にタブレットへダウンロードしておくことで、電波の届かない場所でもタブレットを使用した点検業務が行えます。
自社開発アプリケーションのため、お客さまの要件に柔軟に対応できます。