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制御システム向けセキュリティリスク分析サービスの提供を開始しました。

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2022年4月20日
通研電気工業株式会社

制御システム向けセキュリティリスク分析サービスの提供開始
~潜在リスクの可視化と対策提案によりお客さまのセキュリティ対策導入をサポート~

通研電気工業株式会社(本社:宮城県仙台市泉区,取締役社長:竹原秀臣,以下,通研電気工業)は,制御システムを対象としたセキュリティリスク分析サービス「Tsukenセキュリティリスク分析」(以下,本サービス)の提供を開始します。本サービスでは,お客さまのセキュリティ対策状況を可視化し,取り組むべき対策の優先度と最適なセキュリティ対策をご提案します。

制御システムとは,電力・交通・工場・ビル管理などに用いられる,社会インフラや産業の基盤を支えるシステムです。従来,制御システムはインターネットや社内LANから切り離されたネットワークを構成し,セキュリティ対策は重要視されていませんでした。
近年,情報システムとの連携やサイバー攻撃の巧妙化により,制御システムのセキュリティリスクは高まっています。しかし,制御システムに対するセキュリティ意識は情報システムに比べて低く,適切な対策が講じられていないシステムが多く存在します。
セキュリティ対策の第一歩として,セキュリティリスクを明らかにすることが重要です。

本サービスでは,電力会社向け監視制御システムの設計開発および工事保守に長年携わったノウハウと国際標準規格であるNIST CSF※1等を基に,独自チェックリストを開発しました。また,専門知識を保有する技術者がリスク分析を実施し,お客さまのセキュリティ対策状況を評価します。さらに,セキュリティリスクに応じた対策の方向性と優先度をご提案します。これにより,適切なセキュリティ対策を講じることが可能になります。

通研電気工業では,電力向け製品の製造から保守まで一貫して行ってきた実績を基に,お客さまに最適なセキュリティ対策導入を支援してまいります。

※1 NIST Cyber Security Framework:
米国国立標準技術研究所(NIST)が発行する,重要インフラのサイバーセキュリティ向上を目的としたフレームワーク